ホットヨーグルトダイエットは、レンジでたった1分ヨーグルトを温めて食べるだけの簡単なダイエット方法です。
しかし、間違ったやり方ではその効果は得られません!ホットヨーグルトダイエットで失敗している人のほとんどが間違ったやり方をしています。
ホットヨーグルトダイエットで痩せる、正しい方法を紹介するのでぜひ試してみてください。
【1】ホットヨーグルトダイエットの効果
1. 腸を温めて、便秘改善
冷たい食べ物や飲み物は、内臓を冷やす原因になります。内臓は冷えれば働きを悪くしてしまうため、脂肪を蓄えやすくなったり、老廃物の排出が滞る要因にもなります。
つまり、便秘解消のためにヨーグルトを食べていても、冷たいヨーグルトで腸を冷やしてしまっていれば、解消どころか悪化してしまう恐れもあるのです。
ですが、ホットヨーグルトの場合、逆に腸内を温めてくれる効果があるので代謝を上げ、脂肪を燃焼させる効果が期待出来ます。そして、温まった腸内はヨーグルトに沢山含まれた、乳酸菌の活動を妨げない効果があるので、便秘解消効果が期待出来ます。
2. 善玉菌が活性化する
ヨーグルトには、ビフィズス菌や、乳酸菌などの、腸内環境を整えてくれる善玉菌が豊富に含まれているため、便秘解消の効果が期待出来ます。その善玉菌は温めた方が活性化するため、冷えたヨーグルトよりも温めたヨーグルトの方が便秘解消にはより効果的です。
3. カルシウム吸収力アップで、ダイエット効果もアップ
ホットヨーグルトは、副甲状腺ホルモンの働きを促進させるカルシウムの吸収力もアップします。副甲状腺ホルモンの分泌が鈍ると、ムダな脂肪分や栄養素の排出が出来なくなってしまい、太りやすくなってしまうのです。
それに、カルシウムは腸内に溜まった脂肪を吸着し、便として排出する効果や、体温を上昇させる効果もあるので脂肪燃焼効果も期待出来ます。なので、意外にもカルシウムはダイエットに欠かせない存在です。
4. 低カロリー&健康的な置き換えダイエットに最適
ヨーグルトはなんといっても低カロリーなので、ご飯やパンなどの高カロリーのものと置き換えて食べると、摂取カロリーを大幅に減らすことが出来ます。
また、置き換えダイエットの中には身体に必要な栄養が不足してしまい、飢餓状態(身体が栄養を欲する状態のため、食べ物を摂取しょうと必要以上に栄養を吸収してしまい、太りやすくなる状態。)に陥ってしまうダイエットも多いですが、ヨーグルトは、たんぱく質、ビタミン、カルシウム、ミネラルなど、身体に必要な栄養素が沢山含まれているので、置き換えダイエット中も、飢餓状態になりにくいのが特徴です。
5. 停滞期を避けられる
ダイエットのし始めは誰でも順調に体重が減少します。しかし、ある時期を境に急に体重が減少しなくなってしまうという時期のことを停滞期といいます。ダイエットをしたことがある人なら誰しもが通るもどかしい時期ではありますが、なんと、このホットヨーグルトダイエットは、その停滞期を避けられる効果があります。
何故なら、停滞期は体重減少を防ぐ防衛反応なので、栄養バランスが悪かったり、カルシウム不足が引き金となります。ですが、栄養バランスもよく、カルシウムも豊富に摂取出来る、ホットヨーグルトダイエットは、停滞期を避けられる優良ダイエットなのです。
【2】ホットヨーグルトの作り方
- カップにヨーグルトを100ml入れます。
- レンジで1分間温めます。
- 温まったら、スプーンでなめらかになるまでかき混ぜます。
たったのこれだけでできあがり!
【3】ホットヨーグルトの温度・食べる量
適切なホットヨーグルトの温度の目安は、人肌くらいの37℃がいいようです。温めすぎると、乳酸菌は死んでしまいますし、不味くなりますのでご注意を。さらにヨーグルトダイエットに適した摂取量は120g~150gです。これ以上食べると脂肪の取りすぎになり逆効果ですし、これより少ないと効果が得られません。
【4】ホットヨーグルトを食べるなら食前?食後?
ホットヨーグルトダイエットは食前と食後、どちらに食べてもダイエット効果が得られます。しかし効果食前と食後で効果が変わってくるので自分に合った方を選んで実践してみてください。
食前:食欲抑制、血糖値の上昇を緩やかにする
食前にヨーグルトを食べると、実は嬉しいことに食欲抑制の効果が期待出来ます。何故なら、ヨーグルトにはたんぱく質も多く含まれています。朝食に高たんぱくの食材を食べると、脳の食欲を司る部分の働きが低下してしまうため、自然と食欲を抑制することが出来るようになるのです。
また、ヨーグルトなどの乳製品には、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があるので、血糖値が気になる方も食前がおすすめです。
食後:便秘改善
食後に食べると、便秘解消の効果が期待出来ます。ヨーグルトに含まれる善玉菌は、腸内環境を整えてくれる効果があります。しかし、善玉菌は胃酸に弱い性質があるため、胃酸が分泌しやすい空腹時に食べるよりも、食後の方が善玉菌の働きが活性化されます。
【5】ホットヨーグルトを食べるなら朝?夜?
朝食べる→内臓を覚醒させ、代謝を上げる効果
何故、朝は朝食を食べるのでしょうか。答えは簡単です。寝起きで動きの鈍い内臓を、朝食を摂取することで覚醒させるためです。内臓は、食べ物が入ってくることで動き始めるので、朝食を抜いてしまうと、内臓がなかなか覚醒出来ないので、代謝が落ちてしまったり、便秘になったりしてしまいます。
なので、朝は忙しかったり、あまり食べれなくっても、内臓を働かすために少しは食べたほうがいいです。そこで、おすすめなのは、ホットヨーグルトです。ホットヨーグルトなら忙しくっても、食欲がなくっても食べられます。
それに、朝から腸内環境を整えてくれるホットヨーグルトを摂取するだけで便秘改善効果も、代謝アップの効果も期待出来ます。更に、軽いウオーキングでもいいので運動をプラスさせると、脂肪燃焼効果も、便秘改善効果も高まります。
夜食べる→脂肪燃焼効果
ホットヨーグルトを夜に食べると、就寝中に効果が期待出来ます。ヨーグルトのカルシウムが体内の脂肪と結びつき、身体の外へと排出させる働きが一番活性化されるのが、就寝中です。それに、夕食は3色の中でも一番高カロリーになる危険性がある時間帯です。
なので、主食をホットヨーグルトに置き換え、カロリー制限出来るのが一番ダイエット効果が期待出来ます。勿論、主食をヨーグルトにするだけなので、おかずも野菜中心なのであれば、食べて大丈夫なので空腹の心配はなしです。
【6】ホットヨーグルトダイエットをやった人の口コミ
「ホットヨーグルトを初めて一週間で、2キロ痩せました!!」
「3か月前に3キロ痩せました。リバウンドもなく嬉しいです!」
「ホットヨーグルトを食べた後、ウォーキングするようにしたらお通じがよくなった!」
「夕食のみヨーグルト置き換えにしても、おかずは食べれるので満足感が得られました!しかも、一週間で2キロ痩せました!」
【7】ホットヨーグルトダイエットに適したヨーグルトの選び方
自分の身体にあったヨーグルトを見つける
まず、大切なのは自分の身体に合ったヨーグルトを探しあてることです。身体の中の乳酸菌は人によって様々です。なので、必然的にヨーグルトも自分の身体に合ったものを選ばないと、いくら食べても効果を実感することが出来ません。
なので、まずはどのヨーグルトが自分に効くのか知るために、10日~2週間くらい一つの商品を食べ続けててみて、身体に起こる変化を観察してみましょう。そして、結果が良好なのであれば継続すればいいし、もしだめなら、違うヨーグルトに移ってみましょう。
そして、違う商品に移る際のポイントは、効果を実感出来なかったヨーグルトに含まれる菌を多く含んでいないものを選ぶといいでしょう。
一番注意したいのは、食べるヨーグルトをむやみにコロコロ変えることです。それをしてしまうと、どのヨーグルトが自分に合っているのか知ることが出来ません。本気でダイエットしたいのであれば、ヨーグルトならなんでもいいという、中途半端な考え方はなしにしましょう。
プレーンヨーグルトであること
ホットヨーグルトダイエットに使用するのであれば、添加物が加わっていないプレーンヨーグルトにしましょう。日本のヨーグルトは美味しく食べられるように、砂糖や、寒天、果物、ジャム、などがくわえられ甘いヨーグルトが一般的ではありますが、ダイエット目的ならムダな糖分を摂取してはいけません。
◆ まとめ
ホットヨーグルトダイエットの一番の重要なポイントは、ずばり、自分の身体に合ったヨーグルトを見つけ出すことです!探すのは面倒くさいかもしれませんが、それをやるのと、やらないのでは、効果の出方が全く違います。せっかく試すなら、とことん突き詰めてゆきましょう!