同棲は本来、2人にとって幸せなことです。でもお互いに思っていた現実とは違ったりして「やっぱり別れたい」と思ってしまうこともあります。それは仕方のないことかもしれませんが、解決できることやあらかじめ心得ておくことがわかっていればそうひどい結果にはなりませんよ。
なぜ同棲すると別れやすくなるのか?
ライフスタイルの違いに萎えるから
洗濯物の干し方、トイレの使い方から歯磨きを置く場所まで細かいところが自分の今までの生活と合致していないと「なんでこうなの!!」とストレスが溜まってきます。まさにカルチャーショック。
自分の時間がなくなったように感じるから
同棲をしていると、お互いの予定を気にしたり、なんとなく一緒にいなきゃいけないんじゃないかと思ったり、なんだか自分の時間が全くなくなってしまったように感じることがあります。相手に合わせ過ぎたりすることでどんどん自分の首を締めていくパターンです。
理想と現実のギャップに苦しむから
あなたも同棲前はこんなこと思っていませんでしたか?「お泊まり楽しすぎ!!ということは同棲したら毎日がハッピーじゃん!!!」こんな妄想をしておいて、いざ同棲をしてみると「なんか違う・・・」。誰もが思い描くラブラブリア充な同棲ライフはあっけなく撃沈。
だらしない部分が見えてしまったから
同棲前とは違って毎日一緒にいる時間が増えていくにつれて、相手の人間ぽいところ(だらしないところ)が見えてくる羽目になります。そういうところが何回も見えてしまった時、相手のことが嫌になってしまいます。
相手に結婚願望がないことがわかってしまったから
同棲したらほぼ確実に結婚を期待しますよね。なのに相手に結婚願望がないことに気づいてしまった時、かなりのショック。もしかしたら時間の無駄だったくらいに思う人もいるかもしれません。
馴れ合いすぎて恋愛感情がなくなってしまったから
一緒に暮らしていたら、普段見せないものまで見せたり、裸で家をうろうろすることもあるでしょう。そういうものを相手に見せ過ぎてしまうと相手への恋愛感情が薄れてしまいます。
同棲を成功させる心得
生活スタイルは違って当たり前である
誰と住んでも細かいところまで全て同じ!とはいきません。なのである程度の覚悟はしておいてください。そして生活していく上で食い違うところや相手のスタイルに納得がいかないこともあるかもしれませんが、それはお互い様なので2人で尊重し合いながら2人の生活スタイルを作っていきましょう。
だらしなさもちょっとは認めてあげる
人間だれしもだらしなさって持っていますよね。ちょっと洗濯物を放置しちゃったり、引き出しを開けっ放しにしてしまったり。そういうところは寛大な心を持って受け入れてあげましょう。気になるようなら優しく注意してあげれば相手も気をつけようと思ってくれますよ。自分が完璧じゃないように相手も完璧ではないので!
相手を拘束しない
同棲で1番厄介なのが、自分の時間を持てなくなったように感じてしまうこと。しかし実際は2人で話合えば1人の時間もたくさん持つことができます。その時に重要なのが、同棲しても相手とずーーっと引っ付きぱなしにしないで「たまには1人になってもいいよ」と譲歩してあげることが大事です。そうすればお互いバランスよく自分の時間を持つことができます。
結婚を前提で同棲をする
同棲する時にやってしまいがちなのは、「同棲してみて良かったら結婚する」という意味不明な目的を持つことです。そういう動機で同棲すると、どうしても相手を減点方式で採点し始めてしまいます。それよりも結婚したと仮定して同棲することが大事です。そうすればもう家族同然なので相手に寛大になれるし、毎日楽しく過ごせるよう工夫していこうと思うようになれます。
同棲しても異性であることを頭の片隅に入れておく
同棲したからといって、あなたたちカップルであることは変わりません。変わらず恋愛しながらお互いを愛し合っていくことに変わりはありません。お互いに思いやりと多少の恥じらいを持って生活していければ相手に飽きたり、魅力を感じないなんて事件は起こりません。あまり意識しすぎると窮屈になるので、頭の片隅に入れておくくらいでOKですよ。
◆ まとめ
同棲をして別れる人、そのまま結婚する人など色々だと思いますが、多少の心得と工夫次第で前よりラブラブになれる可能性があります。相手を思いやって2人で楽しい同棲生活にしていけたらいいですね。